2018年11月25日日曜日

2018/11/25 カポタ記念日

久しぶりになってしまった。
いやもう、書きたいことがありすぎてうまく書けなかったとも言えるかも。
この2ヶ月間が色々と満載すぎた。


一見ヨガとは関係ないようだけど、スロージョグというランニングを始めた。これはぎっくり腰の後から始めたからまだ2ヶ月くらいなんだけど、ムーンデイと土曜の朝練がない日に走るようにしてる。
実はこれは練習にも役に立っている気がしていて、脚の強化につながっているのではと。

その成果なのかはわからないけれども・・・・・・
突然、カポタ記念日、自力で、両手でがっしりと踵を掴めた日がやって来たのだ!

それは忘れもしない11月5日。
一生忘れないよ、きっと。

右側だけ掴めてからすでに2ヶ月経過。このまま片手だけで終わるんじゃないかと思いつつも日々練習するしかないと言い聞かせて。

2年11カ月の間カポタに取り組み続けて、その間に2回手術をすることになり、半年くらいはカポタ練習ができなくなり。
でも練習できる日は少なくても5回はチャレンジして(本当はそんなにやってはいけないのです。3回くらいにしないと怪我をすると、師匠から言われてましたw)、それを週に5日続けた日々。
そもそも、ウルドヴァダヌラーサナが台形だった人がカポタをもらうところまで進んだことでさえ、自分で奇跡だと思ってたのに、踵をつかむなんて一生無理だし!って思ったのに。


経過は色々とあったのだけれど、もう細かく書くには色々ありすぎて。
その日は感動しすぎて感無量w
私のカポタはみんなからのアドバイスでできてると思ったもん。
毎日特訓してくれて、心が折れた時にも的確にアドバイスをくれたアキさん、腰の位置を立てたまま降りていけばできるよとアドバイスしてくれたNちゃん、降りて行くときに足が見えるようにするといいよとアドバイスしてくれたアイさん、いつも励ましあったヨガ友。アルネ先生の指導も本当に大きかった。あと少しで掴めそうな時に感覚を教えてくれたミワコさんのアジャスト。胸を開く意味と降りる時に足を見るということの重要性をタリックに最後に念押しされたし。

みんなに色々と教わって、助けられたからこそ、毎日できないことにしつこくチャレンジできた。一人じゃ絶対に辿り着けなかった。

そんなこんなで。



そして一番大きな収穫は、いつも先生が口を酸っぱくしていうこと、アーサナができることがヨガじゃない、進むことが目的ではないと。向き合う時間、向き合う自分を観察する時間がヨガなのだと。
それを本当に心の底から痛感したこと。

なぜなら、こんなに追い求めたことができた日が来ても、世界も私も何も変わらないことを知ったから。



うまく言えないんだけど、できたから何かが変わる訳ではない。昨日と今日の私は何も違いはなく、ただ淡々とまた毎日を過ごしていく。
何も変わらないことを知るためにここまでの日々があったのかもしれない。

ゴールが目的ではないのだ。ここまで向き合って来た時間が財産で、それが収穫だった。
諦めずに続けないときっとそれはわからないし、続けた人にしか見えない景色がある。
いつもそう思っていろんなことに取り組んでいる。
できるできないは結果だし、向き不向きがあるだろうし、かかる時間も労力も人それぞれだけど、諦めるということだけは自分の選択肢であり。だから私は自分にできることはとにかく諦めないことだと思ってる。




そして私あるあるだなぁと思っているのは、できたその日からすっかりできるようになる人ではなくw
カムアップができた時もそうだったけど。

2種類あると思う。できたらその日以降そのままできるようになる人と、一旦できても、できたりできなかったりを繰り返して進んで行く人と。
もちろん私は不器用な人なので後者です。



11月5日はゴールではなく、本当のスタートでした!