久しぶりの投稿です。
もうここに投稿する日は来ないと思っていたので、自分でもびっくりしています。
2019年10月10日がマイソール東京での最後の練習でした。
スタジオでの朝練もその日が最後になりました。
シャラでの私の姿を知っている人は、あんなに練習に来ていた人が急にいなくなった!?と不思議だったことでしょうね。。。
その日が最後になるなんて、その時は思ってもいなくて、ただ少し練習から離れてみようかなという気持ちでした。
練習から離れるなんてこと自体が初めてでしたけどね。
そして今週の月曜日、2021年4月19日に1年半ぶりにシャラでの朝練に復帰しました。
残念なことに大好きだったマイソール東京はコロナの影響でクローズしてしまったので、信頼できる人の新しいシャラに通うことにしたんです。
やっとまたアシュタンガに戻れる日がやってきました。
楽しくてワクワクしていますが、前の私とは違う感覚です。
アシュタンガを始めてからずっと、シャラから離れる日が来るなんて思ってもいないくらい、毎日楽しくてしょうがなかったのは事実ですが、それと同時に焦燥感を伴うのめり込む気持ちとアサナへの征服欲がありました。
私を突き動かすその気持ちのせいで、恐ろしいくらい一生懸命に練習を頑張ってきましたが、それが果たして正しいのか正しくないのかはわかりません。
もう自分を客観的に見ることができていなかったというのは、練習を離れてからやっとわかりました。
自分ができないことをできるようにしたくて、追いかけ続けていました。
できていないことよりも、あんなこともこんなこともできるようになっていたのに、全く見えてなかった。
週に6日欠かさず練習をして、しかも毎朝カポタは5回くらいやっていたんです。
やりすぎでしょ。笑。
とはいえ、なぜ1年半もヨガから離れることになったのか。
いや、むしろ復帰する日がきたことが奇跡です。自分としては。
離れる理由がいっぱい急にやってきました。
コロナが流行り始めた時期と同じ頃、病気ではないのですが、更年期関節痛?とやらになり、全身が不調になりました。
あまりにもあちこちが痛いのでリウマチかと思い検査したくらいです。
転んで膝の怪我をして、左膝軟骨損傷になったこと。
長年やってきた仕事とは違う仕事を始めたので、朝の時間が取りづらくなったこと。
シャラがクローズしてしまったこと。
家族がいるのでオンラインでの朝練は無理なこと。
その中でも一番の理由は、とにかく更年期症状の全身の関節痛がひどかったことですが、始まりから1年経ち、今月の頭頃から痛さが少し抜けてきました。
今でも手の強張りや膝の怪我は治らないですが、全身がだるいことが少し改善してきたらちょっと気持ちも上向きになりました。
そうしたら、シャラを離れてからの1年半の間の中で初めて、マットに立ちたい気持ちが湧いてきたんです。
この1年半の中で、家で何回かマットを敷いて練習してみたりはしましたが、どうしてセカンドなんかができていたのか??と不思議になるくらい、もう何もできなくなってしまいました。
それで、自分がやっていたことがすごいことだったんだなぁと思ったわけです。
どうしてそれをもっと楽しめなかったのかと。
不調が始まったのは朝練にいかなくなって半年くらい経ってからだったので、もしかしたらアシュタンガをやっていることで更年期症状が抑えられていたのかな。
自分を過大評価も過小評価もせずに淡々と見つめられていたら続けられていたのかなとかね。
とはいえ、もう練習を再開する日はないだろうと思いました。
突然終わる日が来るんだなと。
そんなこんなで後退どころかマイナスからのスタートだったので、復帰初日は軽めにスタンディングまでを練習しましたが、楽しくて最高の気分で、感動して涙が出ました。
練習の後の帰り道の体がふわふわして軽くなる感じ、なんとも言えないです。
これからは仕事の都合で週に2回ペースでしか通えないので、前よりも無理せずにゆっくりと味わいながら練習を楽しんでいきます。
奇しくもアシュタンガを始めた時から10年経っての再スタートとなりました。
これからはどんな自分を見つめていけるのかな。
この離れていた時間こそがヨガでした。
アサナだけがヨガじゃないということを身をもって学んだということでしょう。
あんなに好きだったことが悲しいことにしか思えなくなったのが本当に寂しかったので、またマットに立ちたいと思えるようになったのが何よりも幸せです。
私みたいに人間にはこういう時間が必要だと、神様が用意したのかもしれません。
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