お休みはムーンデイのみ、2日から練習初め。
この日のカンファレンスWSはマイソール東京のあり方、T先生の考え方、質疑応答、チャンティング、プラーナヤーマ。
マイソール東京は今年で9年目だそう。
T先生は元々コンピュータの仕事をしていて、日本に来た時にはその仕事をするか、ヨガを教えるのか決めてなかったらしい。
T先生のやりたいことは真に伝統的なやり方での練習をみんなに教えること。
だからシャラの名前をマイソール東京とした。
でもteachというよりもguideという概念らしい。
ヨガを教えることはできない、それは自分で学ぶしかないから。
伝統的なやり方をガイドするのが自分の役目・・のようなお話をしていた。
始めた当初は池袋で、生徒も3人から多い時で10人、15人。2年間は食べれなかったと言っていたw
その後渋谷に場所を移してだんだんと人が増えたらしい。
グルジからいわれていることは、宣伝してはいけない、口コミのみでやること、だそう。
お金のためにやってはいけないということ。
T先生はそのあたりをとても大事にしているようで、TTやDVDや本や、いろんなWSをやればお金ははいるけど、それをお金目的にしてはいけないから自分はやらないと言っていた。
このへん、すごい同意するし、やはりいい先生だなと感じました。
実際、世の中にアシュタンガのTTをやってるところはあるけど、アシュタンガの先生になんて1週間や3ヶ月や1年だってなれるわけない。
初心者はわからないから行っちゃうけど。
先生がとても共感している世界の先生たちはみんなそれを守っているから誰もアシュタンガのTTはやっていないと。
T先生も同じこと話してて、10年練習すればそのうち何かがわかる。
そしたら自然と先生になれると。
でももしどうしてもTTを受けてみたいなら、唯一おすすめはリチャードフリーマン先生だそう。
で、リチャードフリーマン先生のTTはインターミディエイト終了?以上が参加資格らしい。
だから、そういうことなんだよねと。
先生になるためではなく自分のヨガを深めるのであれば、セカンド終わってるくらいの人なら意味があるかもと言ってた。
ちなみにリチャードフリーマン先生はすごく不思議ちゃんらしいw
表現が詩的?らしい。
で、日々の練習について。
たとえばセカンドに進むガイドラインとして、ドロップバックカムアップが絶対にできないと駄目とかは特にないと。
人によってはできなくても進んだ方が効果ある場合もあるし、逆に体が柔らかくてすぐにできちゃう人もいるから、できるからといって進むのもよくない。
柔らかい人ほどケガをしやすいので、柔軟性も大事だけど、安定することももっと大事だと。
大事なのは毎日同じように続けること。
調子いい日も悪い日も、やる気ある日もない日も、疲れてる日も元気な日も暑い日も寒い日も同じように続ける経験が何かにつながると。
グルジはプライマリーを1000回やりなさいと。
アジャストについて。
先生は流れの悪い人、アーサナ的に手助けが必要な人を優先してアジャストする。
だからアジャストがはいらないのはむしろいいことな時もある。
いい気で練習していたらアジャストは必要ない。
だからアジャストを期待してはいけないし、それに依存する練習になってはいけない。
質疑応答でとてもよかったお話もありました。
週に2、3回アシュタンガをして他の日は他のヨガもやりたいと言う人がいたらどんなアドバイスをしましすか?という質問。
先生いわく、アシュタンガには決まりがあって、例えば呼吸、ドリシティ、アーサナの順番。
同じように週6日練習するのも決まりであると。
だから週に2、3回の練習ではそれは真のアシュタンガではない。
なぜかというと、それではただキツくて辛いヨガなだけで、アシュタンガの意義を感じることもないし効果もすばらしさもわからないと。
あー、この言いたいこと、すごくわかるなぁと思った。
私も週5練習するようになって、なんだかわからないけど何かが違うと思った。
まだ週6コンプリートはなかなかできてないけどw
だから先生は日曜にもクラスをやってるんだ。。。。
ますますT先生をグルとしてこれからも通おうと思いました。
実は大晦日の練習の時に、自分の練習に心を注ぐ感じがちょっとわかったんだけど、
この日のいろいろなお話を聞いて、さらに練習への心構えが落ち着いてきた。
次のことに焦ったり、できないことだけを追うのではなく、毎日を経験していくのだと。
積み重ねていくための毎日の練習なんだなと。
今年はいい練習ができそうな気がします。
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